心電図検査

心臓の拍動に伴って生じる電気的活動を体表面から記録する検査です。
記録された心電図波形を判読し、反映する心臓全体の状態から
疾患の発見や診断、評価を行います。

通常、検査室で行う安静時の心電図検査ではみつけることのできない、一過性に出現する異常波形（不整脈や波形の形状変化など）を記録することを目的とした検査です。携帯型の心電計を用いて24時間連続記録を行います。

運動することで身体に生理的な負荷を加え、安静時にはみられない心血管系の異常（特に狭心症や不整脈など）を調べる検査です。検査方法は、傾斜した回転式ベルトの上を歩行するトレッドミル試験、音に合わせて自転車をこぐエルゴメータ試験、凸型の階段を用いて階段昇降を行うマスター2階段試験の3種類があります。

この検査は、30メートルの直線距離を往復してもらい、
6分間に歩ける距離と⾎液中の酸素飽和度の変化、終了後の回復時間等を調べる検査です。

上腕と足首の血圧比から、全身の動脈硬化の程度や足の動脈の詰まりを調べます。ベッドに横なって上腕と足首に血圧測定用のマンシェットを巻き、両手首に心電図電極、胸の上に心音マイクをつけて検査します。